いつでも 自宅 に 帰れる 俺 は 異 世界 で 行 商人 を はじめ まし た。 《異世界産物記》コロナ禍でバイトが無くなった! 〜スーパーの半額セールのパンを異世界で転売していた僕が、いつしか『大賢者』と呼ばれていた件について〜

いつでも自宅に帰れる俺は、異世界で行商人をはじめました 【WEB版】

「おやぁ?いけませんねェ。 こういう依頼は経費、この場合は材料費ですが全て仕事を 受領 う ける側が用意するものです。

《異世界産物記》コロナ禍でバイトが無くなった! 〜スーパーの半額セールのパンを異世界で転売していた僕が、いつしか『大賢者』と呼ばれていた件について〜

私は紅茶に目が無いものでして…」 目を細めながら応じるタシギスさんに紅茶のおかわりを注いだ。 すると考えられるのは…、カレーを作るこの依頼が金貨十枚を支払っても利益が出るような内容か…」 「えっ、それじゃあ大儲け出来るのに安い報酬でコキ使おうって事?」 「いや、それだけじゃありませんよ。

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出来損ないと町で評判のギリアムのように…。 おれが飲むのは酒ばかりだが、ずいぶんと上質な紅茶だな」 向かい側の席に着き、紅茶を飲み始めたグライトさんがそんな言葉を漏らす。

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「いや、是非ご高説を聞かせてくれませんか?どんな人を客って言うのかを」 「クッ!言うまでもねーだろーがッ!店に来たら客だろーが!」 「じゃあ、場所を移してそちらの商会で話の続きしましょうか?」 「あ?」 「そうすれば僕たちは客でしょう?じゃあ、どんな風にもてなしてくれるのかな?この 伯爵 アール・グレイ の茶葉は同じ量の黄金に等しいと言われてましてね、黒き 琥珀金 エレクトラム と例えられる胡椒より遥かに高価なんですよ」 「こ、胡椒より価値があるだと…」 「ええ」 にっこりと僕は笑う。 「ブド・ライアーだ」 「えっ、ライブ・ドーア?」 「ッ!?ブド・ライアーだッ!ラブ・ドイアーでもライブ・ドーアでもないッ!二度と間違えるなッ!」 「すまんね。

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その唾がこちらまで飛んで来る事はない。 「シルフィさん、この人が扱う商品は何でしたっけ?」 「手広くやっているそうですが、なんと言っても塩でしょうね」 「そうでした、そうでした。 「ねえ、ど〜したのぉ?」 くいくいと僕の袖を引いてロヒューメさんがわざとらしい口調で疑問を口にする。

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確かギリアムはこのブド・ライアーの婚外子だったっけ? 「ふざけてんじゃねーぞ!俺の事だろーが!?」 ブド・ライアーがいきり立つ。

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それなら全力で乗らないと。 それだけ大量の材料が必要になります。

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「ど、どういうつもりだッ!!」 見ればブド・ライアーが何やら 喚 わめ いている。 「塩ってさ…、凄く細かく量を 量 はか って売るモンでしょう?それこそ1 重 ウェイ 単位でさ…。

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